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保護犬ボス君



(インスタグラムより転載です。)

僕はいつもポーズハンズという団体で、セラピー活動をしています。

ポーズハンズにはセラピー部門とは別に保護部門があります。

今回はその保護部門で先日保護された犬について。



シェパードのボスくん 7才。

山奥の畑の番犬として引き取られ

生まれてからずっと、畑のそばの狭い柵の中で柵に結ばれて生活。

もちろん散歩もしたことない。

唯一餌や水は飼い主が畑に来る時に貰っていたようです。




しかし、飼い主は借金がつもり 夜逃げして

ボスくんは誰もいない山奥の柵に括られたまま、2ヶ月放置。

当然餌もなし。

発見時体重17キロ (オスのシェパードの平均体重は約30-40kg)

雨水だけで2ヶ月間 命を繋いできたようです。




フィラリアは陽性。

前立腺付近に腫瘍疑い。
その腫瘍らしきものが膀胱と大腸を圧迫しており、尿や便も正常には出てきません。



しかし、このボスくんという犬はそんな境遇を感じさせないくらいに

とてもまっすぐで 何も知らないパピーのようなピュアさ。

人や犬にも吠えることなく

人間に対しては全力で甘えます。




そんなに酷い飼い方をされてたのに、ボスくんにとって 餌を持ってきてくれる飼い主はきっと素晴らしい人間に見えたはず

何も知らない故に、怖さも抱かない。

バイクの音や鳥や猫には 決して攻撃的のような感じではなく 反応を示すらしいです。

もしかしたらその飼い主はバイクで畑に来ていたのかも。
ネコや鳥も 柵を挟んで唯一会える友達だったんでしょう。

彼の7年間は その狭い柵の中こそが 世界の全て。



上の写真は保護された当時のボス君の7年間の飼育スペースです。 この狭い檻の中、体の大きさにあっていない犬小屋。



現在は ポーズハンズにて保護して 美味しいご飯 新鮮な水。体重も3kg増えて20kg。

可愛がってくれてる人たちに囲まれて



とても愛くるしい目で僕のことも迎えてくれました。

彼にとって 残りの時間が少しでも意味のあるものになれるように協力したいと思います。

これは決して特別に珍しい事例ではなく、可愛がってもらえる犬の陰にはこういう犬たちもいるということ。



別に保護犬を引き取るのが偉いわけじゃない。

ペットショップでもブリーダーでも

犬を終生、責任と愛情を持って飼育する。

簡単なことのはずなのに。



(近況)




保護されて一ヶ月以上が過ぎました。

前立腺付近の腫瘍の圧迫により尿が正常に出ないボス君でしたが

去勢手術をしたことにより、まだまだ正常とは言えませんが だいぶ改善されました。
体重も順調に増えて、骨が浮き出ていた外見もだいぶお肉がついてきて逞しくなってきました。




甘えたり、少しわがまま言ってみたり、確実に表情も明るくなってます。
頭もかなり良く、考える力があります。きっと何もなかった7年間、彼なりに色々と工夫をしていたのかもしれません。





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